急増!悪徳リフォーム業者に気をつけて下さい
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悪徳リフォーム業者は巧妙な手口でやって来る
悪徳リフォーム業者の巧妙な手口に合い、被害にあっている方が増えています。
その被害額は数万円から数千万円と幅が広くなっています。
金額がわずかでも、粗悪なリフォーム施工をされて、
普段見えない構造などにダメージを掛けられたケースも多々あります。
施工が終わってからも見えない部分なのでそのまま気づかずに、危険なまま住み続けている人もいます。
あなたの家は大丈夫ですか?その巧妙な手口と対策と悪徳リフォーム業者を見破る特徴を3つご紹介します。
悪徳リフォーム業者の訪問セールスでよく使われる手口 その1
リフォーム会社の営業と言う男性が訪問
『近所で外壁塗装工事を行っていて、ご近所さんに挨拶廻りをしていたところ、
お宅の外壁の様子が悪く見えたのでお声を掛けさせてもらいました』<挨拶商法>
『外壁の具合をちょっと点検させてほしいんですけど、よろしいでしょうか
当然無料で結構ですよ』<点検商法>
とりあえず無料点検してもらうんだからと思い、点検してもらったところ
『外壁に結構ヒビが入っていいる箇所がみられますね。
このまま放置していると雨水の侵入などで構造材までやられてしまい、
後で何百万円もかかる大工事になりますよ』と言われた<不安商法>
急にそんなこと言われてもと、戸惑い躊躇していると
『お宅は丁度交差点付近の角地にあって、目立つ場所なのでもし工事するとなると
目立つし宣伝にもなります。宣伝費用として会社が半分負担しますので
通常の半額で工事が出来ますよ。』と言われた。<見本工事商法>
通常の半額と聞いてそれならと工事の依頼をしたが、一年も持たずに変色が始まり、
契約書、見積書に記載されていた電話番号にかけてみても電話は通じない。
仕方なく知り合いの工務店に見てもらったら約束の塗料とは違う格安塗料が使われており、
塗り厚も標準よりも薄く塗られていたことが後からわかった。
結局、工務店を通じて塗装工事を再び施工することとなった。
悪徳リフォーム業者のせいで家が損傷をうけた手口 その2
近くで屋根工事を行っていると言う職人風の男が訪ねて来て、
『近くで屋根の改修工事を行っていたが、お宅の屋根の瓦が割れているのが見えてこのまま放置していると
雨漏りの心配があるので駆けつけて来た。』と言って来た。
『屋根に上がらせてくれたら、割れた箇所の写真を撮ることができるから上がらせてくれ』と言われたので、頼むことにした。
見せられた写真には確かに瓦がわれた部分が撮られている。びっくりしていると、
『修理だけならついでなので5~8万円位で直せますよ』と言う事なので早速工事依頼し、施工してもらった。
それから数日後、大雨の日に今までなかった雨漏りが発生して、
驚いて施工した屋根業者に連絡したが電話は繋がらない状態。
仕方なく近所の工務店に頼んでみてもらうと瓦の周りにシーリングがしてあり,
そのせいで雨漏りが発生しているのがわかった。
すべてのシーリングを取り除いてもらったが、瓦のまわりには、
最近に割れたと思われる瓦が点在していた。結局その瓦周辺の交換等で10万円ほどかかった。
しかも、最初に見せてもらった割れた瓦写真は実際の瓦とは違い、
違う屋根の写真であるという事が判明した。
悪徳リフォーム業者に多い床下・耐震工事
上記は外壁と屋根に絡むよくある悪徳リフォーム業者トラブルの事例でした。
被害状況は素人では中々わかりづらく、不安をあおられやすいです。
また、床下や耐震工事と称して訪問してきて、トラブルになるケースも多発しています。
床下も素人ではわかりづらく、耐震なども工事の信憑性がはたして適正なのか専門家でなければ判断に時間が掛かります。
悪徳リフォーム業者を撃退する3つの特徴
訪問営業セールスを行っている業者すべてが悪いことをしている訳ではありません。
悪徳リフォーム業者を撃退するには3つの特徴があります。
1.巧みな言葉使いで家の中に入り込んで来る
・『この近辺でシロアリが多発しています。点検させてください。』
・『屋根瓦が割れているようです。雨漏りしているようなので屋根に上がらせてください』
・『基礎に湿っている跡がありますよ。水道管が損傷しているかもです。点検したほうが良いので
床下の点検をさせてください。』等他多数あります
普段、目につかない部分の不安をあおって言葉巧みに家の中に入り込もうとします。
2.値引きします、いまなら無料です
リフォーム工事にははっきりとした目安の価格はありません。
いきなり今なら半額ですと言われたら最初から2倍以上の見積価格で見積もって来ていると言う事です。
また、無料で点検させて下さいと言って来ても後日に工事に結び付ける手段を持ってきますので
十分に検討するか、信頼できる工務店等に相談する事をすすめます。
3.契約を急がせ、短期決戦で来る
検討する余地を与えずに契約させて、契約解除するスキを与えずに工事を着工し終わらせてしまう手口
猪突猛進で迫ってきます。
悪徳リフォーム業者から身を守るためには
まず訪問営業セールスマンが来て工事を促されたら、
その場で工事の契約は絶対に交わさない事です。相見積もりを取ったり、専門の工務店等に意見を聞く事です。
訪問販売のリフォーム工事は契約日から8日以内であればクーリングオフが可能です。
また期間が過ぎても悪質と知った場合は契約を取り消せる可能性があります。
ここで書いたのはほんの一例です。